最近の絵本とか

楽天スーパーSALEに翻弄され続けること24時間。こちらは夜しか動けないというのに、昨日も今日も楽天のサーバーが重すぎる。もういいやって思いながらもパソコンから離れられないから、日記でも書くことにする。
息子の絵本の話。昼寝のときも夜寝る前も、どんなに眠くても本を読んでほしいとねだる息子。こちらが眠い時には、お願い!短めの話にして!と懇願するものの、毎日2〜3冊は読んでいる。その中でも、自然とお気に入りの本というのは出てくるもので、今いちばんリクエストが多いのがこの本。

あっちゃんあがつく―たべものあいうえお

あっちゃんあがつく―たべものあいうえお

「あっちゃんあがつくアイスクリーム」のようにあいうえお順でいろいろな食べ物が紹介されていく。やっぱり食べ物が出てくる本ていうのは大人にも子どもにもうけがいい。それに言葉のリズムがいいから、思わずふたりで口ずさんでしまうのだ。このまえ、おやつにカステラを食べたときには、息子が「かっちゃんかがつくカステーラ」と唱えていた。ちなみに姪にも3歳の誕生日プレゼントでこの本をあげたのだけど、先日一緒に遊んだ時にふたりで言い合いっこしていて、なんともうれしかった。
あと、ずいぶん前に買っておいたのを息子がふと持ってきて読んだこの本。
スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

小学校で光村図書の教科書を使ってた人にはおなじみのスイミー。これは谷川俊太郎さんが翻訳しているのだけど、文章がすてきだ。例えばこんな文章。

スイミーはおよいだ、くらい海のそこを。こわかった。さびしかった。とてもかなしかった。

リズムがいい。あと比喩表現も豊か。わたしなんて20数年前に勉強したきりだというのに、結構文章を覚えていた。やっぱり国語の教科書に載っている物語というのは、すごく考えられたものなんだなぁ。
あぁ、どうしよう。脱線の予感。頭が国語の教科書で好きだった話でいっぱいになっている!

西風号の遭難 (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)

西風号の遭難 (The Best 村上春樹の翻訳絵本集)

はじめて読んだ村上春樹の文章。主人公が食べる「かきのシチュー」にあこがれた記憶が。
しずくの首飾り (岩波ものがたりの本)

しずくの首飾り (岩波ものがたりの本)

この本に入っている「三人の旅人たち」という3人の駅員さんがそれぞれ旅に出るお話。3人の名前、今でも覚えてるし!
野ばら―小川未明童話集

野ばら―小川未明童話集

これをきっかけに小川未明の童話をいろいろ読んだなぁ。
ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

この本に入っている「お手紙」という話。がまくんとかえるくんの友情!この話が本当にだいすきで、高校のときに友達にプレゼントしてもらったのを今も大切に持っている。
他にもたくさんすきなお話はあるけれど、いつも最初に思い出すのはこのあたりの話だなぁ。わたし、ほんとうに国語の教科書が好きすぎる。早く息子の教科書を貪り読みたい!