岡山と香川に行ってきた

わたしが旅を思い立つのはいつだって突然。今回も「息子が幼稚園行く前に1回、旅行行っておきたい!」って思い始めたら旅行脳が働き始めて、ダンナに休みの都合をつけてもらうや代理店に手配。本当にこういうときの自分の行動の速さには我ながらほれぼれする。…という自画自賛は置いておいて、行ってきました岡山。そして香川。
わたしもダンナも大学1年生の時に、サークルの旅行で行って以来、10数年ぶり。子連れで行くのはどうかしら?て思ったけど、旅行中、とにかく周りの人たちの目が、言葉がとにかく温かくてすごくしあわせだった。息子はとにかくすぐにわたしたちの手を振り払ってどこかに行ってしまうのだけど、その辺にいるおばちゃんたちが「ほら、あぶないよー!」って声かけてくれるし、「抱っこー!」って泣いていれば「おばちゃんでよければ抱っこでもおんぶでもするよ」とか言ってくれる。男子高校生やサラリーマンの人もにこにこ笑いかけてくれたり、手を振ってくれたり。もちろん、横浜で暮らしていても年配の方なんかは話しかけてくれるけど、基本的には無関心(を装っている)。旅行中はとにかくこどもに対する温かさが半端じゃなくて、旅行中、ダンナとふたりで感心することがしょっちゅうだった。あと、もともとわたしは城下町とか、路面電車とかに心惹かれるので、もういっそ岡山に住みたいとさえ思った。かなり真剣に。
ってあれあれ。旅行記旅行記!とりあえず、毎回ダンナの旅の目的は「食」なので、とりあえずいろいろ食べた。岡山名物のデミカツ丼と中華そばに香川のうどん、そうめん、骨付き鳥。あと、倉敷で食べたおそばに、岡山で食べたお寿司とパフェもおいしかった。デミカツ丼、デミグラスソースがかかったカツ丼ということなんだけど、ソースにちょっぴり酸味が効いていてクセになりそうな味だった。って書いてるそばから涎が…。あと、やっぱり香川のうどんのコシ!丸亀製麺とは違うや、やっぱり。残念だったのは、ちょうどわたしたちが入店した時に怖い兄さんたちが先客としていたために、若干食べた気がしなかったこと。それと、息子が「ぼくはうどん食べない!」と言ってお水に入っている氷をバリバリ食べてたことかなぁ。でも、旅行中ここぞとばかりに昼間っからビールぐびぐび飲むのはいつだって最高の気分!昼間のお酒って少ししか飲んでなくてもぽわーっとして気持ちいい。
観光は倉敷の美観地区、チボリ公園の跡地にできたショッピングモール(そこに息子の目的地、トーマスタウンミニもあった)、岡山城、そして直島。(高松はうどんと骨付き鶏食べに行っただけ)
息子はトーマスタウンでテンション上がりきってた。わたしは直島が一番の目的だったんだけども、ものすごい雪に降られてしまって、途中から大変なことに。「かぼちゃ見る!」ってはりきっていた息子も、顔にビシビシ当たる雪に「さむいー!」と泣いていた。今度は暖かい季節にゆっくり回りたいな。
帰りの新幹線では息子が全く寝ずに、ずーっと騒がしかったので、周りの人に申し訳なくて車内にいた3時間、なんだかひどい罰ゲームを受けている気分だった。で、帰り道にダンナが放った一言。「なんで一生懸命休み取ってお金払ってこんな思いしなくちゃいけないんだろうね」普段だったら「なんでそういうこと言うかな?」って怒るわたしも「そうだよね」って力なく笑ったのでした。でも、岡山で買って帰ったお弁当がおいしくて、それを食べながら話していたら、なんだかすべてがうまくいったような気がしたよ。
さっきお風呂で息子に「岡山行って何したっけ?」って聞いたら「寝たりした」て言ってた。なにそれー?!



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