ばななよいやしをありがとう


土曜日、あまりにも寝ない&寝てもすぐに起きてくる息子にぐったり。楽しみにしていた皆既月食の観察もしょっちゅう中断で、久しぶりに泣いた。ダンナが必死に寝かしつけしようとするも、「お父さん、好きじゃない!下行って!お母さんと寝たいんだよー」と断固拒否するし。見かねたダンナにお暇をもらい、日曜日の午前中は図書館、午後はお茶をしに行かせてもらった。考えた結果、店は近所のスタバに決定。ここはツタヤの中にあるから、売り物の本、なんでも持ち込みOKという夢のようなところ。コーヒーに今回はデザートもつけて。写真(HPから画像お借りしました)のケーキ。とってもキューート!選んだ本はこれ。

スウィート・ヒアアフター

スウィート・ヒアアフター

帯の「とてもとてもわかりにくいとは思いますが、この小説は今回の大震災をあらゆる場所で経験した人、生きている人死んだ人、全てに向けて書いたものです。」というメッセージが気になっていたから。ある時期までは、この人の本はすべて読んでいたのだけど、スピリチュアルなことにあまり興味が持てないわたしには最近の小説がなんだかしっくりこなくて遠ざかっていた。けど、これはよかった。本当によかった。最近またよく考えるようになった「死」とか「残された人はどういう風に生きていけばいいのだろう」とか絶対答えの出ない疑問について、そうか、そういう風に考えればいいのかぁってたくさんヒントをもらえた。とにかく1日1日を大切に生きたいなぁっていうポジティブな気持ちももらえた。やっぱり、すごいや。よしもとばなな。最後には外だってことも忘れて涙をぽろぽろ流していたよ。この本は手元に置いておきたいからこれからネットで注文するんだ!
そんなわけで、ボロボロだったわたしの心は今、ぴっかぴかなのです。今日は息子と仲良くできてるし。息子、久しぶりに行った歯医者さんで、すっごくいい子に診察を受けてくれたし。この調子でがんばる!