今日は本について語るよ
わたしは小さい頃からとにかく暇さえあれば本を読んでいて、家族で買い物に行けば「本屋さんで待ってる」と言って立ち読みしながら1時間くらい時間はつぶせたし、今もそうなんだけど、「これから読む本」のストックが常にないと気持ち悪くて、バッグの中には常に本が入ってる。かといって、読書家というには読むべき本を全然読んでいないし、読んだ本の内容はすぐ忘れるからただの活字中毒?て気もする。けど、ひとつ言えるのは本を読むことが好きでよかった!ってこと。なので息子にもぜひ本を好きになってもらいたいなぁって思っている。[rakuten:neowing-r:10395643:detail]それでこの本を読んでみた。確かにいい本がたくさん紹介されていたのだけど、何かが違うよなぁって思った。何かもやもやするなぁって思ってたところ、阿川佐和子さんとのトークショーで「ぐりとぐら」の中川李枝子さんがおっしゃっていたことを新聞で読んで、「そういうこと!」って膝を打った。
昔の子供は時間がたっぷりあったけど、今の子供たちは本当に忙しくて、時間に追われ、勉強ばかりしているでしょう。私は一人きりになって本を読むのがいい。教室でみんな一斉に10分間読書するなんて考えられない。人のいないところに行って読むのが好き、いまだにそう。ときにはひとり静かに本を読んで、本の世界に浸れる時間を子供たちに作ってあげてほしいですね。
そうなの!わたしも部屋の隅っこでひとり膝を抱えてお気に入りの本を読むのが好きだった。塾だ習い事だって忙しい中で「これ、いい本だから読みなさい!」ってする読書はたぶん、全然楽しくない。息子が本を好きになるかどうかはわからないけど(現にわたしと同じ環境で育った妹は本をほとんど読まない)、わたしが集めている絵本や小説、漫画たちがいつか息子にとってわくわくするものになる日が来るといいなぁって思っている。
ちなみに、本読みとしてすてきと思うのは本上まなみさんとミムラさん。
- 作者: ミムラ
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