熱性けいれん

日曜日の夜に嘔吐が始まって以来、ずっと寝たきりでぐったりしている息子。おととい、突然けいれんを起こしました。話には聞いたことがあったけれど、目の前で白目をむいて、手が硬直し、泡をふいているような状態になった息子を見てとても冷静な状態ではいられなかった。幸運なことにダンナが遅出で家にいたので、息子の様子を見てもらいながら、かかりつけのお医者さんに電話。すると「救急車を呼びなさい」とのことだったので、119番。息子は1〜2分くらい意識を失ったのちに嘔吐し、そのまま寝ている状態。意識はあったからダンナに抱っこしてもらって、わたしは保険証、母子手帳、お財布、着替えにタオルをカバンに詰め込んで準備。到着した救急車で近くの大学病院へ。救急車が着くと、息子が泣き出したので、あぁこれなら大丈夫なのかもと少し安心。病院の小児科の先生に診てもらうと、熱性けいれんとのこと。当時、息子は平熱だったのだけど、前日に38℃の熱があったので、そのせいではないかとのこと。血液検査の結果、血糖値が低いことと、脱水症状が起きている以外は問題なく、ウイルス性の胃腸炎らしいということがわかった。薬を出してもらって、帰宅。昨日、また嘔吐があって心配したけれど、硬いウンチが出たすぐ後に、オムツからあふれるくらいの下痢をしてから少し元気回復。やっと時々笑うようになった。ずっと寝たままだから、歩くこともできなくて、横になっているか、わたしに抱っこされて起きているかのどちらかだけど、いろいろ要求するようになってきたのは回復の兆しだろう。早く元気に遊べますように!
もし、これを読んでくれている方で小さいお子さんがいる方は、もしものために熱性けいれんについて一通り知識を持っておいたほうがいいかと思います。だいたい10人に1人くらいの割合でなるらしく、両親が小さい頃に起こしたことがある場合、特に起こりやすいそうです。だいたいの場合は1〜3分くらいで終わるのですが、30分くらい続いたり、何度も繰り返す場合は危険だそう。たいていの子は一生のうち1回か2回で終わり、まれに繰り返す子もいるとのこと。くわしくはこちら
ひとつ今でももやもやしていることは、かかりつけの小児科に電話したときに症状を伝えたら、受付の人が「え?お母さん、救急車呼んでないんですか?!」と、ちょっとあきれたように言われたこと。普段「簡単に救急車を呼ぶな」って言われてるから、確認したくて電話したのにもうちょっと言い方があるのでは?って思ってしまった。