なにげない日々のすばらしさ

息子が入院、そして退院した。
かまり立ちをしていて床(マットは敷いていたのだけど)に頭を打った後に嘔吐をして、近所の病院へ。レントゲンを取ったら「問題なし、放っておいて大丈夫」と言われたのだけど、その後も数回嘔吐があったので3日後に別の病院に行ったら検査のために大きな病院を紹介されて、救急外来へ。CT、腹部レントゲン、血液検査、浣腸をして便の検査までしたけど、結局異常は見つからなかった。救急、小児科、脳外科の先生の協議の結果、数日間入院して様子を見たほうがいいでしょうということで、そのまま入院することになった。
小さな手に点滴の管をつけて、笑う元気もなく、ぐったりしている息子を見ているのは、本当につらかった。しかも検査をたくさんされて、お医者さん&看護士さん=こわいことをする人という図式が出来上がってしまった息子は、聴診器当てられるだけでギャン泣き。それどころかダンナの抱っこさえ拒否する有様。少しでもわたしが離れると泣き出すので、4日間の入院生活で息子と離れた時間は、トイレと買い物(付き添いにご飯は出ないから毎食地下のコンビ二飯)、家族との連絡とシャワー(1回だけ、5分で浴びた)の1〜2時間!しばらくは授乳が禁止されていたから、胸がカチカチになってしまって、おっぱいを欲しがる息子の横で搾乳(タオルに・・・)。結局、入院中も数度嘔吐。その度に気持ちが暗くなった。結局、病院での落ち着かない生活も息子にとってストレスかも?と退院して様子を見ることに。日中息子とふたりで過ごすのは不安だったから、実家に帰ることにした。
実家でふたり、ゆっくりしていたら息子に元気が戻り、離乳食も食べられるようになって一安心。入院中封印されていたハイハイや、つかまり立ちもするようになって、おととい家に帰ってきた。今まで以上に甘えん坊になって、おっぱい欲しがってばっかりになっちゃったけど、元気だからいいやって思おう。
昨日、入院中に診ていただいた先生の外来に行ってきて、問題なしとのこと。(すっごいギャン泣きだったけど。結局先生に笑顔を見せることはかなわなかった)来週、念のためMRIを受けて脳外科の先生に診てもらう予定。
息子は数日の入院だったけど、入院した小児病棟には長く入院している子たちと付き添いの父母がたくさんいるわけで・・・。自分の家で家族そろって平穏に暮らせることがいかにしあわせなことかを噛みしめた。
入院生活の間に息子には上の歯がさらに2本生えてきた。さらにバイバイらしき仕草をするように!もう10ヶ月になろうとしているんだものね。