ショック

作家の氷室冴子さんが亡くなった。ネットをしていたらその名前を見つけて、懐かしさにクリックしてみると「ご冥福をお祈りします」・・・え?しばらくは現実を受け止められなかった。だってまだ51歳。最近ずっと本が出ていないなぁとは思っていたのだけど、闘病されていたとは・・・。中学生の頃、「なんて素敵にジャパネスク」にどっぷりはまって、何度も何度も繰り返し読んだ。コバルト文庫を集めるようになったのも、古典に興味を持つようになったのも、この作品がきっかけだった。そのうちにふと、新作を出してくれるのでは?と淡い期待も抱いていたのだけど、それもこの先ないんだ。ずっとずっと処分できずに結婚するときも連れてきたジャパネスク、久しぶりに読んでみようかな。