本年、1冊目。

雪の断章 (佐々木丸美コレクション)

雪の断章 (佐々木丸美コレクション)

読む本に迷ったときによく訪れるWEB本の雑誌で見つけ、「なんか好きそう!」と思って図書館で借りてきた。北海道が舞台で今の季節に読むのにぴったりな小説。夜寝る前に布団の中で読んだ。中学生か高校生の頃の自分に読ませてあげたい本だなぁ。あの頃のわたしだったらたぶん主人公の飛鳥と同じ気持ちになって祐也さんのことを好きだっただろうなぁ。そんなことを思いつつぽろぽろ泣きながら読む。相変わらずこういう小説に弱いんだなぁ。「あしながおじさん」のジャービスや「赤毛のアン」のギルバート(そういえばジュディもアンも孤児だ)、いつも主人公をやさしく見守ってくれる男性にあこがれていたっけ。・・・ギルバートは今でも理想の男性なのだけど。