3・4・5月の本 37/49
3ヶ月ぶんまとめてどーん!児童書も結構混ざっているので冊数多め。最近は新聞やネットで得た本の情報を手帳に書き留めて、それを参考に選んでいるから途中で読むのをやめてしまうっていう本はほとんどない。ヒット率高い。洋服もそうだけど、この年になると自分に合う、合わないがなんとなくわかるようになってきた気がする。人はそれを「守りに入る」と呼ぶかもしれないけど。
・だいすきな瀬尾まいこの新作(おしまいのデート)が読めたのがうれしい。国語の先生をしながらの作家活動なので、出版ペースがゆっくりめなのだ(と思ったら今年の3月で退職されてる!)。この人の小説はいつも心をじーんと温めてくれる。他の作品も読みたくなって、本棚から2冊ほどひっぱり出してきて読んだ。
・とくにおもしろかったのは、原宏一「佳代のキッチン」と堂場瞬一「チーム」。おいしそうな料理がたくさん出てくる小説とスポーツに青春を懸ける若者たちが主人公の小説はわたしの大好物。箱根駅伝の学連選抜*1を見る目が変わりそう。
・そして、そして倉橋燿子ですよ!図書館の児童書コーナーををふらふら見ていたら、懐かしい名前を発見!中学・高校時代、わたしはこの人の小説にどっぷりハマり、「風を道しるべに…」と「さようならこんにちは」の計40冊ほどを嫁入り前まで所蔵していたのだ。「青い天使」という話をとりあえず1冊読んでみたら、翌日も図書館に行く羽目になり、結局全9巻を一気に読んでしまった。まさかこの年になってまた泣きながら倉橋さんの小説を読む日が来るとは…。読んでみてびっくりしたのは、物語の方向性が昔からまったくブレていないこと。この人はずっと思春期の子たちに寄り添い、エールを送る小説を書き続けるんだろうなぁ。ほかの作品も読んでいこう!
*1:もしかかしたら無くなってしまうかもしれないみたいだけど。最近、母校のユニフォームはここのチームでしか見られないから、ぜひとも存続して欲しい!!