観た。

世間が「感動するから」とか「絶対泣ける」って言ってるものほど避けてしまう天邪鬼な人間もとうとう手を出しました、フラガール。えぇ、もちろんいい映画でしたとも。やっぱりみんながいいっていうものはいいんだね。蒼井優ちゃんの演技はもちろんすばらしく、フラを踊っているときの表情が女性らしくてうっとりさせられた。それから松雪泰子という人の美しさに改めて気づかされた。あの毅然とした佇まい、服を着こなすセンス、かっこよかった!もうひとり、実は一番心を打たれたのが優ちゃんのお母さんを演じた富司純子さんの演技。ものすごい存在感で、この映画の芯の部分をがっちりと固めるこれぞ名脇役という演技だった。
それに引き換え、この映画は失敗。珍しく洋画を観ようと決めて、TSUTAYAをさまようこと数十分(!)、あらすじの

勝ち残る確率10億分の1というゲームにエントリーされてしまった、とある男性の姿を描いた注目作。飛行機事故でたったひとり生存した男性が、他人の“運”を奪って勝ち残らなければならないゲームに巻きこまれる。

を見て心が動いたのだけど、脚本に疑問点がありすぎてよくわからない映画だった。こんなことなら無難にハリウッドの大作を観ればよかった。やっぱり自分の直感よりも人の評価を参考にしたほうがいいみたい、わたしの場合。一緒に観てたひとに「2時間を無駄にしたね」と言われたよ☆