コンサト

のだめオケのコンサートに行ってきた。場所は国際フォーラムのホールA。約5000人収容の会場が満席状態。のだめブームおそるべし。
クラシックコンサートといっても敷居が低く、初心者のわたしにはちょうどよい内容。ゲストのCrystal KaySUEMITSU&THE SUEMITHの歌も聴けて、アニメ版でのだめ役をしている声優さんが「おなら体操」を弾き語りしたりバラエティに富んだ内容。笑えたのは、シークレットゲストのCrystal Kayよりもマングースの着ぐるみが登場した時のほうが歓声が大きかったこと。確かに「おなら体操」をおどるマングースは相当かわいかった。
オーケストラの演奏では、コンマス*1の方に釘付け。椅子から落ちそうなくらい激しい演奏で、オペラグラスで彼を目で追い続けてしまったくらい。
一番よかった曲は『ラプソディ・イン・ブルー』のピアニカバージョン。聴いていて楽しい気分になれる。それにピアニカがびっくりするくらいステキで、わたしが小学生の頃に吹いていたものと同じ楽器だとは思えない音色の多彩さだった。…時々セブンイレブンのおでんのCMを思い出してしまうのはテレビ人間の悲しい性。
そし締めの曲(アンコール?)は『ラデツキー行進曲』。小澤征爾さんのウィーン・フィルコンサートの映像で見たことがあるやつだ。指揮者の合図に合わせて観客が手拍子をする。曲に合わせて大きくたたいたり小さくたたいたり。自分も参加しているって気分になれて楽しかった。
遠くにいると思っていたクラシックを少し近くに感じることができた2時間半だった。

*1:長原幸太さんという方で大阪フィルの首席コンマスだそう