１５冊目、１６冊目。

SOKKI!-人生には役に立たない~

「アンフェア」の脚本原作を書いた秦建日子さんの小説。「速記」に関して全く知識がなかったので興味深く読んだ。『人生には役に立たない特技』に捧げる４年間。どんなことでもまっすぐに取り組んだら無駄になることなんてないと思う！主人公と彼を速記研究会に誘った女の子と元野球部のエースの三角関係がなんとも甘酸っぱくてよかった。この小説も映像化されるのかな。

ミミズクとオリーブ (創元推理文庫)

美味しい郷土料理を給仕しながら、夫の友人が持ち込んだ問題を次々と解決してしまう新しい型の安楽椅子探偵――八王子の郊外に住む作家の奥さんが、その名探偵だ。

奥さんが料理上手でつつましくてチャーミング。その上殺人事件まで解決してしまう。とにかく出てくるお料理のおいしそうなこと！シリーズ化されているそうなので続きも読んでみたい。